Anthropic、ClaudeのMaxとUltraを改称
- •Anthropic、Claudeの「Max 5x」「Max 20x」を「Max」「Ultra」に改称
- •料金は月額110ドルと220ドルで据え置き、Ultraの5時間制限を撤廃
- •担当責任者、旧Max 20xの週次制限はProの10倍と説明
Anthropicは10月30日(現地時間)、Claudeの有料プラン「Max 5x」を「Max」に、「Max 20x」を「Ultra」に改称しました。月額料金はそれぞれ110ドル、220ドルで、変更後も据え置かれています。Ultraでは5時間単位の使用制限が撤廃されましたが、説明欄に「Proの10倍の使用量」と記されたため、利用者から「20倍から10倍に減ったのではないか」とXなどで疑問の声が上がりました。
Anthropicのプロダクト責任者マイク・オーバレル氏はXで、旧称「Max 20x」は、5時間制限しかなかった時期に「Proの20倍の5時間制限」を意味する名称だったと説明しました。その後、Max 20xに週次制限を加えた際、週次の上限はProの10倍に設定されていたといいます。今回、Ultraでは5時間制限をなくしたため、残る上限は「Proの10倍の週次制限」となり、プラン説明もそれに合わせたと説明しました。
ITmediaが確認した10月23日時点の価格ページでは、Maxは「Proより5倍または20倍の使用量を選択」と案内されていました。ページ下部のFAQは、Maxが5時間の利用セッションごとにProの5倍または20倍の使用量を提供すると説明し、有料プランにはさらに週次制限が加わること、利用量の管理と全ユーザーの公平なアクセスのためAnthropicの裁量で使用量を制限する場合があることも記載していました。一方、その時点のFAQには、Max 20xの週次制限がProの10倍であるとは明記されていませんでした。
オーバレル氏は、一部の新規利用者が「20倍」は5時間制限と週次制限の両方に適用されると受け取ったことについて理解を示し、謝罪しました。記事は、改称後に容量が半減したという見方を同氏が否定し、旧称の「20倍」と週次制限の「10倍」は異なる制限期間を指していたと伝えています。なお、価格ページには、旧プラン名の倍率と週次上限の関係が記載されていなかったことも、利用者の誤解に関わる経緯として示されています。なお、5時間制限の撤廃後も、Ultraの説明にある週次使用量の上限はProの10倍です。記事中でAnthropicが示した料金と上限の説明は、いずれも同社のClaudeプランについてのものです。なお、旧Max 20xの週次制限がProの10倍だったという説明は、オーバレル氏によるものです。価格ページの過去のFAQには週次制限の存在は記載されていましたが、Max 20xの具体的な週次倍率は記載されていませんでした。