Scionの設計に盗用批判
- •Anthropicは10月13日、バージョン管理システムの blame などの処理を効率化するため、Scionで「派生データ」を使うと説明
- •著者は、同じ考え方は自身が開発に関わったMononokeにも使われており、独立した発想の一致を超える類似性があると主張
- •著者によると、既存技術を尋ねるとOpus 5.5とGPT-6 AstraはいずれもMononokeとの類似点を挙げる
Anthropicは10月13日、バージョン管理システムScionについて説明し、「派生データ」を使って blame などの処理を効率化すると述べました。Sunshowers.ioの著者ドリュー(Oxideの候補資料で引用)は、自身が開発に関わったソース管理サーバーMononokeについて2022年に記した説明にも、同じ考え方があったと指摘しています。著者は、類似点は独立した設計上の発想の一致を超えていると主張します。AnthropicはSaplingから得た「苦労して得た教訓」に謝意を示しましたが、著者によるとMononokeには言及しませんでした。同氏は、これが盗用に近いと述べています。
著者によると、MetaのMononokeチームは、後にClaudeが応用した多くのアイデアを開発し、2017~18年に設計に取り組んでいました。著者はAnthropicがMononokeの設計を模倣すること自体には異議を唱えていません。有用なアイデアを広めることがオープンソースの目的だと説明しています。また、同氏はCursor向けにVicent Martiが書いたブログ記事を挙げ、似た知見を持ちながら重要な設計上の違いがあるシステムの例だとしています。
著者は、大規模言語モデル(大量の文章から学習するAI)がシステム設計を支援するようになれば、既存の設計を多く取り入れる可能性が高いと主張します。Mononokeはオープンソースで、すべての大規模言語モデルの学習データに含まれていると述べています。また、既存技術について尋ねるとOpus 5.5とGPT-6 Astraの両方がMononokeとの類似性を挙げるといいます。著者は、以前の成果に謝意を示すことはかつてないほど簡単で重要になっており、そうしない言い訳はもうないと述べています。