Anthropicの業務システムに侵入、企業間で見解相違

pennlive.com2026年10月31日 (土)
Anthropicの業務システムに侵入、企業間で見解相違
  • •承認済みのセキュリティテストで、CathedralがAnthropicの社内業務システムにアクセス
  • •AIエージェントが12時間未満で機密情報につながる経路を発見
  • •Anthropicはアクセスを遮断、バグ報奨金制度の規則順守をめぐり両社が対立

元DOGE職員が設立したサイバーセキュリティ新興企業Cathedralが、承認済みのセキュリティテスト中にAnthropicの一部社内システムへアクセスしました。ワシントン・ポストが10月26日に報じ、Gizmodoが共有した内容によると、CathedralはAnthropicの中核AI技術ではなく、同社につながる外部業務ソフトウェアにセキュリティ上の欠陥を見つけたと説明しています。影響を受けたシステムは営業、人事、IT業務を支えていました。

Cathedralによると、研究者が第三者ソフトウェアに調査対象を移した後、AIエージェントは12時間未満で機密情報に至る経路を見つけました。同社は、会議の記録、給与や採用内定に関する情報、社内Slackでの議論にアクセスできたと報告しました。Anthropicは、研究者が限定された社内業務システムに到達したことを認める一方、Claudeの顧客との会話、社内ソースコード、AIを動かすモデルの重みにアクセスされていないと述べました。

Anthropicは、Cathedralが報告する前に監視システムが活動の一部を検知したと説明しました。同社はアクセスを遮断し、ベンダーが脆弱性に対処するまで影響を受けたソフトウェアを無効にしました。テストの進め方について、AnthropicはCathedralがバグ報奨金制度の規則を完全には守らなかったと主張し、Cathedralは責任あるセキュリティ研究としてアクセスを制限したと述べています。報道は、企業の中核技術が守られていても、社内ネットワークにつながる外部ソフトウェアにリスクがあることを示しています。