Anthropicが新モデルClaude Fable 5を発表
Artificial Analysis2026年6月11日 (木)
- •Claude Fable 5はArtificial Analysis Intelligence Indexで64.9点を獲得し、1位にランクインした。
- •エージェンティックな業務タスクにおいて1932のEloスコアを達成し、前リーダーのClaude Opus 4.8を上回った。
- •AnthropicはFable 5の価格を100万トークンあたり入力10ドル、出力50ドルに設定し、Claude Opus 4.8からコストが2倍となった。
Anthropicは2026年6月10日、Claude Fable 5を公開した。同モデルはArtificial Analysis Intelligence Indexで64.9点を記録し、即座にランキング1位を獲得した。これは2位のGPT-5.5を約5ポイント引き離す結果であり、上位2位をAnthropicのモデルが占める形となった。同モデルはClaude Mythos 5と同一のアーキテクチャを採用しており、100万トークンのコンテキストウィンドウを備えている。
安全性向上のため、サイバーセキュリティ、生物学、化学、蒸留に関するクエリに対して高度なガードレールが組み込まれている。安全性のフラグが立ったプロンプトは自動的にClaude Opus 4.8へ転送される仕組みで、この転送率は全ユーザーセッションの5%未満である。ただし「Humanity’s Last Exam (HLE)」などの厳格なベンチマークでは9%の転送率を記録した。これらを含めたHLE実行コストは約2,200ドルに達し、現在のArtificial Analysisにおいて最も高価なモデルとなっている。
ベンチマーク評価では、計10項目のうち5項目で最高値を記録した。知識やハルシネーション(幻覚)を測る「AA-Omniscience」では40点を獲得し、前リーダーのGemini 3.1 Pro Previewを7ポイント上回った。また、複数の手順を自動実行するエージェンティックな能力においても「GDPval-AA」で1932のEloスコアを達成した。6月23日以降、利用にはクレジットが必要となる。