Conga、商取引業務にAI機能を拡大
- •Conga、アムステルダムのイベントでClaudeやMicrosoft Copilotと業務データをつなぐMCPサーバーを発表
- •AiMeに90超のツールと19のスキルを追加し、情報検索と複数段階の業務自動化に対応
- •CLM向けAI機能を5つ追加し、Salesforce MCP、価格予測、見積もり確認、文書テンプレート作成にも対応
Congaはアムステルダムで開いた「Conga Connection」で、AI製品の一連の更新を発表しました。中心となるのは、ライブのCongaデータをClaude、Microsoft Copilotなどの互換アシスタントにつなぐモデルコンテキストプロトコル(AIアシスタントと外部データを接続する仕組み、MCP)サーバーです。利用者はCongaを開かずに、契約、見積もり、義務について質問できます。同社はまた、Advantage Platform全体でAIレイヤーのAiMeを拡張し、Price Optimization and ManagementにAI予測機能を追加したほか、契約ライフサイクル管理(契約の作成から更新までを管理する業務、CLM)機能を導入しました。デイブ・オズボーン最高経営責任者は、今回の発表はオープンプラットフォーム戦略を支え、顧客の業務を速め、自信を持った意思決定と買い手の体験向上につなげる狙いだと述べました。
MCPサーバーはアシスタントをConga Advantage Platformに直接接続し、リアルタイムの情報を提供します。Congaによると、最高財務責任者はCopilotに今後90日以内に期限を迎える契約を尋ねられ、法務オペレーションの責任者はClaudeに契約変更で何が変わったかを確認できます。営業担当者は見積もりの承認状況を確かめ、契約書への署名を依頼できます。AiMeは契約、見積もり、価格設定、文書を横断する対話型の窓口です。90を超えるツールと19のスキルを備え、画面を切り替えずに情報を探したり、複数段階の業務を自動化したりできます。Congaは、顧客ごとにデータを安全に分離していると説明しています。
10月の製品更新では、法務・契約チームが契約の起草から署名、更新までを管理するConga CLMに、5つのAI機能が加わります。Redlineは交渉中の契約文言を確認し、組織の交渉履歴を基に条項を提案し、リスクを深刻度別に示します。関連機能では、締結済み契約の文言を承認済み基準と契約ポートフォリオ全体で比較し、交渉方針の変化を見つけます。Searchは追加質問、AIによる要約、複雑な検索に対応します。Compliance Screeningはレッドライン確認時にGDPR、HIPAA、制裁措置に関するリスクを調べ、Clause Library Builderは既存のWordテンプレートを検索可能な条項ライブラリに変換します。Conga CLMとSalesforce向けConga ContractsはSalesforce MCPにも対応し、Salesforce内で自然言語の指示を使って契約の作成、確認、交渉、署名、公開、管理ができます。
Congaは、契約管理向けに法務AI企業GC AIとの連携も追加しました。SAP Aribaとの連携では、調達案件の落札時にConga CLMの契約を作成し、署名済み契約をAribaのワークスペースに戻します。電子署名にどのツールを使ったかにかかわらず、この連携を利用できます。
Price Optimization and Managementでは、需要、コスト、売上、数量、処理能力、稼働率を対象に、AIを使った事業予測と計画が可能になりました。CPQ(見積もり作成、価格設定、受注処理を支援するソフトウェア)は、数百行に及ぶ大規模な見積もりにも案件単位の価格ガイダンスを広げ、価格方針と利益率を確認します。また、リベートを行ごとにリアルタイムで計算し、予想利益率への影響を営業担当者に示します。Document AutomationにはAiMe Template Generatorが加わり、Word文書とJSONデータからオンラインテンプレートを作成し、差し込みフィールドを自動生成します。Solution Managerには、文書生成ワークフローの構築、管理、展開を案内する手順が追加されました。