Google、救急受診前のAMIEを検証
Google Blog2026年10月9日 (金)
- •GoogleとBIDMCの研究者が2026年10月8日、AMIEの臨床研究を医学誌『ランセット』に発表
- •救急受診前に98人がAMIEを利用し、安全基準に基づく会話の中断はゼロ
- •診療要約が役立った受診は75%、最終診断との一致率は90%
Googleとベス・イスラエル・ディーコネス医療センター(BIDMC)の研究者は2026年10月8日、医師の診察前にAIチャットボットが患者の状態を評価できるか調べた研究を医学誌『ランセット』に発表しました。同誌の本誌への掲載は、Googleにとって初めてです。
BIDMCの外来プライマリケア診療所では、救急受診前の98人が研究用の診断AIチャットボットAMIEを利用しました。医師が会話をリアルタイムで監督し、事前に定めた安全基準に基づいて中断が必要になった会話はありませんでした。臨床医は、AMIEの要約が受診の75%で準備に役立ち、半数を超える受診でケアの進め方に影響したと回答しました。AMIEの鑑別診断(候補となる複数の病気を見分ける診断)は、医師の最終診断と90%の割合で一致しました。
研究者は、患者向けAIを大規模に評価するには、より大きな臨床試験が必要だと述べました。また、今回の結果は患者と医師の関係を強め、医療従事者の負担を和らげる可能性を示しているとしています。