Google、車載Geminiに個人向け機能を導入
- •Google、Personal IntelligenceをAndroid Autoに順次導入すると発表
- •許可したGmail・予定・写真などを連携し、目的地や運航情報を検索
- •Google built-in車は今後数カ月以内に対応、個人向け回答はスマートフォン接続時に提供
Googleは現地時間20日、運転者が許可したメールや予定、写真などを参照してリクエストに応える「Personal Intelligence」を、車載Geminiに導入すると公式ブログで発表しました。この機能はAndroid Autoに順次適用されます。Googleのソフトウェアを車両に内蔵した「Google built-in」搭載車には、今後数カ月かけて提供される予定です。
車内でGeminiを使う方法は2つあります。Android Autoは、スマートフォンを車の画面に接続し、スマートフォンのナビゲーションや音楽、メッセージ機能などを画面と音声で利用する方式です。Google built-inは、マップや音声アシスタントなどのGoogleソフトウェアが、車のインフォテインメントシステムに直接搭載された形です。
Personal Intelligenceは、利用者が許可したGmail、Googleカレンダー、フォト、マップ、YouTube、検索の情報を連携し、質問に必要な内容を探して複数の情報源を確認します。たとえば空港へ向かう途中で搭乗口や定刻出発かを尋ねると、予約確認メールと運航情報を調べて回答します。病院や先週の写真に写っていた洗車場への案内を頼むと、予定や写真から目的地を探します。飲食店を探す際には普段の食習慣や好みを反映し、前日の会話で話題にしたコーヒーショップへの道案内もできます。住所や場所の名前を直接伝えなくても、連携アプリから必要な情報を探します。
この機能は利用者が自分で有効にする必要があります。スマートフォンのGeminiアプリですでに有効にしている場合、Android Autoにも設定が引き継がれます。連携するアプリを選べるほか、Geminiの設定からいつでも無効にできます。Google built-in搭載車では、スマートフォンを接続した状態で乗車しているときに限り、個人向けの回答を提供します。機能を有効にしなくても、道案内や音楽再生、電話、一般的な質問は引き続き利用できます。