ハサビス、DeepMind CEO退任
- •デミス・ハサビスは水曜日に発表されたAlphabetの経営体制変更でGoogle DeepMind CEOを退いた
- •Semaforの情報筋は、ハサビスが少なくとも1年前から移行を望んでいたと述べた
- •ハサビスはGoogle DeepMind会長に残り、AlphabetのAI創薬部門Isomorphic Labsを引き続き率いる
デミス・ハサビス(Demis Hassabis、ノーベル賞受賞者)は、水曜日に発表されたAlphabetの経営体制変更でGoogle DeepMind CEOを退き、Alphabetのチーフサイエンティストに就いた。Gizmodoが匿名情報に基づくSemafor報道として伝えた内容によると、ハサビスは日々の技術経営から離れて科学研究に戻ることを望んでおり、この移行は少なくとも1年前から進んでいたという。
Semaforは「ハサビスの考えに詳しい2人」の話として、ハサビスがCEO職への不満を強めていたと報じた。ハサビスの関心は、病気の治療や新素材の発見を含む科学上の問題にAIを使うこと、そしてAIが偶発的に人類へ壊滅的被害をもたらさないようにすることにあったとされた。
報道された引き継ぎでは、ハサビスがGoogleの消費者向けAIとGemini AIプロジェクトに関わる職務を段階的に減らし、GoogleのチーフAIアーキテクトであるコライ・カヴクチュオールがそれらを徐々に担った。ハサビスは水曜日のメモで、Googleは「信じられないほど強い立場」にあり、他社には「フルスタック」がないと述べ、Google DeepMindには「ここから主導するためのすべての材料」があると加えた。
ハサビスはGoogle DeepMind会長に残り、AlphabetのAI創薬部門Isomorphic Labsを引き続き率いる。Gizmodoは、Isomorphic Labsがハサビスのノーベル賞受賞につながった研究に関連するAIタンパク質折りたたみプログラムAlphaFoldと密接につながっていると説明した。Googleが自己報告したフリーキャッシュフローは、2004年の上場以来初めて、今年第2四半期にマイナスへ転じたとも報じられた。