Itch.io、AI開示要件と検索フィルターを拡充

kotaku.com2026年11月4日 (水)
Itch.io、AI開示要件と検索フィルターを拡充
  • •Itch.ioではゲームページの投稿が8月3日の1日3,000件強から、10月30日には6,000件超へとほぼ倍増。
  • •ストアによると、増加の主因は初めて投稿する利用者で、ダウンロード数や購入数に同様の伸びは見られず。
  • •Itch.ioはAI関連コンテンツを数テラバイト削除し、開示要件と検索フィルターを追加。

ゲームページの作成数は、8月3日の1日3,000件強から10月30日には6,000件超へとほぼ倍増しました。AI生成タイトルの広がりと時期が重なります。インディーゲームストアのItch.ioによると、ダウンロード数や購入数は同じ割合では増えておらず、投稿の増加は大量投稿者ではなく初めて投稿する利用者によるものです。増加の理由を把握しているかBlueskyで尋ねられた同社は、「想像してみてください」と返答しました。

Itch.ioはすでにコンテンツガイドラインで大量投稿を禁じ、AIで作られた酷似ゲームを検索結果から除外してきました。同社は、グラフに示された増加の主因はそうした大量投稿ではないと説明しています。スタッフは、プラットフォームのホスティングサービスが悪用されていることを残念に思うとも述べました。

同社は、卓上ゲーム、書籍、コミック、サウンドトラックの各カテゴリーにもAI利用の開示要件を広げます。利用者はAIツールを使ったかどうか、またどのように使ったかを申告する必要があり、生成物を後から編集で取り除いた場合も対象です。Itch.ioは「数テラバイト」のAI生成コンテンツを削除し、生成AIの利用を開示したゲームを検索結果から隠せるフィルターを追加しています。

一部の利用者は、個人や趣味で制作する人のためのプラットフォームだとして、AIコンテンツの全面禁止を求めています。記事によると、検索フィルターではそうした利用者の要望は満たされません。全面禁止にすればモデレーション費用が高くなるとも報じています。一方、プログラミングに携わる人の中には、画面に表示するアートにAIを使わない場合でも、コーディングでのAI利用を許容する人がいます。