Meta、法人向け利用規約の改定を無期限停止
CIO.com2026年11月7日 (土)
- •顧客の反発を受け、Metaが法人顧客向け利用規約の改定を無期限で停止
- •ウェブサイト上のコンテンツ利用権と、AIの誤りに対する責任の条項が反発の焦点
- •規約は10月19日に公表、当初10月30日開始予定から11月20日に延期されていた
Metaは、法人顧客向け利用規約の改定を無期限で停止しました。顧客が、Metaに自社ウェブサイト上のあらゆるコンテンツを利用させる条項と、AIの不具合による誤りの責任を顧客に負わせる条項に異議を唱えたためです。MetaはFacebookのビジネス向けヘルプセンターに停止を告知し、ハーバード大学ニーマン・ラボへの声明で、関係者と協議し、改定内容を適切に整えるため停止すると説明しました。
Metaは10月19日に規約を公表し、当初は10月30日に適用を始める予定でした。その後、開始を11月20日に延期しましたが、顧客の反対は収まりませんでした。この規約については、英国の規制当局が最近警告したものと同様の法的リスクを顧客に負わせるとの指摘もありました。
報道によると、今回の停止に先立ち、Metaは2週間前に顧客データの違法利用で罰金を科され、5月には従業員8,000人を解雇していました。Metaは関係者との協議を続けながら改定内容を見直すとしていますが、新たな適用日は示していません。ウェブサイト上のコンテンツ利用権と、AIの誤りに関する責任の分担をめぐる顧客の異議は、引き続き未解決です。