マイクロソフト、法律業務向けCopilotを拡大
- •世界の弁護士数十万人への将来的な展開を視野に入れた長期計画
- •10月15日に開始、3つの業務フローと20のスキルを提供
- •提案されたレビュー変更の採用率は70%超、編集内容の保持率は70%台後半
マイクロソフトは10月15日に開始した法律業務向けCopilotについて、世界の弁護士数十万人に将来的に利用が広がる可能性がある長期的な取り組みだと説明しています。法務部門責任者のカリーナ・ネグレアヌ氏はインタビューで、人事を含む複数の業務領域で法律関連の仕事を支援するサービスだと述べました。Copilotの利用登録者は世界で3,000万人を超えます。弁護士以外にも、人事責任者、コンプライアンス専門家、調達責任者が法的な助言を得るために使う可能性があります。
Copilotが法律文書を検知すると、業務の流れの中で法律関連機能を利用できるようになります。サービスは質疑応答、レビュー、編集の3つの主要な業務フローと、義務事項の確認やプレイブック作成など20のスキルを提供します。Copilot Coworkは複数の契約書のレビューなど、規模の大きな作業を支援します。利用できるモデルにはOpenAIとAnthropicのモデルが含まれ、Copilotのモデル選択機能から使えますが、地域による制限があります。
ネグレアヌ氏によると、レビューで提案された変更の採用率はすでに70%を超えています。インタビューの要点では、編集内容の保持率は70%台後半とされています。マイクロソフトは、同じプレイブックを使ったレビューで結果に一貫性があるかも検証しており、今後さらに公開ベンチマークを実施する計画です。Copilot for LegalはExcel、PowerPoint、Teamsと連携し、コネクターを通じて法律技術の専門企業やデータを取り込みます。同社は利用者がより多くの法務業務を一か所で処理できるようにすることを目指し、パートナーのサービスと並行して自社の法律関連機能を構築しています。記事によると、将来的には一部のパートナーサービスをCopilot for Legalで置き換えられる可能性があります。