Moonshot、Kimi K3.1 ProをAPIに追加

Simon Willison2026年10月24日 (土)
Moonshot、Kimi K3.1 ProをAPIに追加
  • •Moonshotが2026年10月23日、Kimi K3.1 ProをAPIに追加し、11月4日までに全モデルウェイトを公開すると表明
  • •標準料金は入力100万トークンあたり2.00ドル、出力100万トークンあたり10ドル
  • •Artificial Analysisの評価は55点で、53点の3モデルを上回り、58点のOpus 5.5を下回る

Moonshotは2026年10月23日、Kimi K3.1 ProをAPIに追加しました。オープンウェイト(モデルの重みを公開する方式)ではまだ利用できませんが、同社は2026年11月4日までに全ウェイトを公開するとしています。「Highspeed」版も提供しており、実行速度は2~3倍で料金は2倍と説明しています。ただし、キャッシュされた入力トークンの料金は変わりません。標準料金は入力100万トークンあたり2.00ドル、出力100万トークンあたり10ドルで、GPT-6.1 Solと同額、Claude Opus 5.5の半額です。

Moonshotのベンチマークでは、Kimi K3.1 ProはOpus 5.5やGPT-6 Astraとおおむね同水準で、一部のテストでは上回り、ほかのテストでも近い成績でした。Artificial Analysisの評価は55点で、Claude Fable 5.1、GPT-6 Astra、Gemini 4 Argonの各53点を上回り、Claude Opus 5.5の58点を下回りました。筆者は、公開予定のオープンウェイトモデルがフロンティアモデルに対してこれほど高い点数を得たのは初めてだと述べています。

Simon Willisonは、8月にLLM 0.32へ追加された「llm openai endpoint」コマンドを使い、MoonshotのAPI経由でKimi K3.1 Proを試しました。このコマンドはOpenAI互換エンドポイント(OpenAI形式の要求を受け付ける接続先)にプロンプトを送れますが、結果は記録しません。Willisonは追加オプションで標準出力と推論トレースを保存しました。モデルが対応する推論レベルのlow、medium、maxそれぞれで、自転車に乗るペリカンのSVGを生成し、同じ3段階で新たに生成したKimi K3の結果と比較しました。