NAVER Cloud、企業向けセキュリティ自己診断サイトを開設

ETNews2026年10月19日 (月)
  • •NAVER Cloud、企業向けセキュリティ自己診断サイトを19日に開設
  • •7領域・21項目でAI自動化攻撃への対応や機密情報の流出防止を点検
  • •無料のオンライン診断で業界別の規制や改善策を案内し、専門家相談も提供

NAVER Cloudは19日、企業がオンライン質問票でセキュリティ状況を確認し、改善の方向性を得られる「NAVER Cloudセキュリティ自己診断」サイトを開設しました。診断結果から、改善が必要な分野や業界別の主な規制、対策の方向性を確認できます。

診断はネットワークセキュリティ、アクセス制御、データ保護・暗号化など7領域、21項目で構成されています。「AI利用環境のセキュリティ」領域を独立して設け、従来のインフラ・データ中心の点検範囲をAIにも広げました。この領域では、AI自動化攻撃への対応体制、従業員によるAIサービス利用に伴う機密情報流出を防ぐ方針、社内AIシステムへのアクセス権限管理を確認します。

NAVER Cloudは、生成AIやAIエージェントの導入拡大、AIを悪用したハッキング手法の高度化により、企業が管理すべきセキュリティリスクが増えているため、AIセキュリティの点検項目を設けたと説明しました。診断を終えた企業には、該当業界の主な規制、改善が必要な分野の対策方針、関連サービスを案内します。必要に応じてセキュリティ専門家への相談もできます。

サービスはNAVER Cloud Platformのウェブサイトで無料利用でき、会社名や担当者情報の入力も不要です。NAVER Cloudの情報保護最高責任者、キム・ジェドン氏は、セキュリティ点検をどこから始めるべきか分からない企業が多いとして、誰でも簡単に点検を始められるようサービスを用意したと述べました。今後も企業がAI時代の新たなセキュリティ脅威に備えられるよう、実用的なセキュリティサービスを提供するとしています。

NAVER Cloudは7月、政府の「主要情報通信基盤施設情報保護総合水準評価」で最優秀等級を獲得しました。また最近、NAVER Cloudのコンソーシアムは、政府のサイバーセキュリティ分野に特化したAI基盤モデル開発事業者に選ばれました。