NVIDIA、Nemotron 3.5の2モデルを公開
- •NVIDIAが10月15日にNemotron 3.5 Super VLとBolt 74B-A9Bを公開
- •Super VLは知能指数26.5、Boltは21.4を記録し、Super VLはタスク当たり46k出力トークンを使用
- •Super VLは10万トークンのプロンプトで毎秒約630トークンを生成
NVIDIAは2026年10月15日、Nemotron 3.5 Super VLとNemotron 3.5 Bolt 74B-A9Bを公開しました。Artificial Analysisの知能指数でSuper VLは26.5を記録し、同レポートで米国のオープンウェイトモデル中トップとなりました。Boltは21.4でした。Super VLはNemotron 3 Superの13に対して約2倍のスコアを得ながら、タスク当たりの出力トークン数を約60%削減しました。
Super VLは総パラメーター数が120B、稼働パラメーター数が12Bで、画像とテキストを入力し、テキストを出力します。コンテキストウィンドウ(モデルが一度に扱える入力・出力の範囲)は100万トークンです。Boltは総数74B、稼働数9Bで、入出力の種類は同じ、コンテキストウィンドウは25万6,000トークンです。Boltファミリー初のモデルで、パラメーター数100B未満のモデル中4位、同規模の米国モデル中1位でした。
Super VLはNVIDIAのNemotron 3 Ultra(23)とMetaのMuse Glimmer(17)を上回りました。記事はInkling Smallのスコアを、要点では25.7、本文では26と記しています。米国モデルは、アラブ首長国連邦のK2 Horizon 375B A23B(31)と中国のMiMo-V2.6-Pro(46)を下回りました。知能指数の各タスクでSuper VLが使った出力トークンは46kで、Nemotron 3 Superは114k、K2 Horizonは52k、MiMo-V2.6-Proは64kでした。
公開前のDeepInfraエンドポイントでNVFP4の重みを使った測定では、Super VLは10万トークンのプロンプトに対して毎秒約630トークンを生成しました。これは、そのプロンプト長でスコア20以上のモデル中、測定最速でした。速度はInkling Smallの毎秒124トークンの約5倍、Nemotron 3 Ultraの235の2.7倍、Nemotron 3 Superの140の4.5倍です。最初のトークンが返るまでの時間は1.8秒で、Ultraは4.4秒、Inkling Smallは8.5秒でした。NVFP4での知能指数はBF16でのスコアとの差が0.1ポイント以内で、各項目の変動は2.6ポイント以下でした。
Boltは総パラメーター数がNemotron 3 Superより39%少ない一方、スコアは同モデルの12.8を8.6ポイント上回りました。Nemotron 3 Ultraとの比較では、AutomationBench-AAが15.5%対3.0%、AA-Briefcaseが912対874 EloでBoltが上回り、AA-LCRは70%対79%、Humanity’s Last Examは25%対28%で下回りました。Boltのタスク当たり出力トークン数は82kで、Super VLの46kの1.8倍、Ultraの28kの2.9倍でしたが、Nemotron 3 Superの114kより28%少ない数です。