OpenAI「dots」、日本の利用者数は世界2位

ITmedia AI+2026年10月21日 (水)
OpenAI「dots」、日本の利用者数は世界2位
  • •OpenAI Japan社長、日本のdots週間アクティブユーザー数は世界2位と説明
  • •サイバーエージェントのグループ内で1200人以上がdotsを利用
  • •風のヘリテージも予定整理やSNS運用に活用、2社はセキュリティ対策を実施

OpenAI Japanの長﨑忠雄社長は10月20日、東京都内で開いた開発者向けイベント「DevDay Exchange Tokyo」で、AIエージェント機能「dots」の週間アクティブユーザー数について、日本が世界2位だと説明しました。OpenAIが9月29日(現地時間)に発表したdotsはChatGPTから利用でき、ユーザーが目標を設定すると、アクセス可能な周辺情報に応じてタスクを自律的に進めます。

長﨑社長はdotsを業務で使い、「煩雑な業務から解放される兆しを感じている」と述べました。さらに、半年から1年、あるいは数年後には生活や仕事の在り方を大きく変える可能性があるとの見方を示しました。イベントにはOpenAIのアプリケーション担当CTO、ヴィジャイ・ラジ氏らも登壇し、同社サービスのアップデートや活用法を紹介しました。

イベント会場には開発者や研究者など500人超が集まり、一部企業ではすでにdotsを導入しています。参加者のサイバーエージェント鷹雄健氏によると、同社グループでは1200人以上が利用しています。Slack連携や音声通話を通じ、業務やコーディングを支援しており、鷹雄氏は会場へ向かうタクシーの中でもdotsと通話しながら作業を終えたと話しました。

ホテル運営などを手掛ける京都府の風のヘリテージでは、牛木裕美氏が毎朝、自身の予定やSlack上のやりとりをもとに、対応すべき仕事をdotsに提案させています。同社はソーシャルメディア運用にも使っています。両社は利用時のセキュリティにも配慮しています。サイバーエージェントはセキュリティチームと協力して一部機能を制限しながら社内展開し、風のヘリテージはユーザー承認が必要な操作をルール化しています。記事は掲載当初の「Dots」を「dots」に訂正しました。更新時刻は10月21日午後3時43分です。なお、本文では発表日を現地時間の9月29日、イベント開催日を10月20日としています。なお、OpenAI Japanの説明では日本の週間アクティブユーザー数は世界2位ですが、具体的な人数は示されていません。サイバーエージェントの1200人以上という数字は同社グループ内の利用者数であり、週間アクティブユーザー数とは別の指標です。記事では風のヘリテージの利用人数は明らかにされていません。イベントの来場者数は500人を超え、登壇者にはヴィジャイ・ラジ氏が含まれていました。長﨑社長はdotsの利用実感と将来の可能性について述べました。各社の導入状況やセキュリティ対策は、記事中で担当者の発言として説明されています。