Sakana AI、企業向けAPIの早期利用受付開始

Sakana AI2026年10月29日 (木)
Sakana AI、企業向けAPIの早期利用受付開始
  • •Sakana AI、企業向けAPIプラットフォームを発表し、アーリーアクセス申込受付を開始
  • •FuguとFugu Ultraを先行提供、NamazuとFugu Maxは順次提供予定
  • •組織管理、アクセス制御、監査ログ、予算上限設定など企業向け機能を用意

Sakana AIは、2026年10月27日に企業向け「Sakana API Platform」を発表し、一般提供に先立つアーリーアクセスの申込受付を始めました。Sakana AIの大規模言語モデル(LLM)をAPI経由でアプリやシステムから利用でき、組織やワークスペースごとにメンバーと利用料を一元管理できます。OpenAI互換のAPIを採用しているため、既存アプリでは接続先のエンドポイントを変更すれば利用できます。

同プラットフォームは、企業の運用に合わせてSakana AIのモデルや製品を使うためのインターフェースで、モデル呼び出しに加えて管理機能を備えます。従来、Sakana FuguとSakana Namazuは管理機能を伴わないAPIとして提供されていましたが、今回のプラットフォームでは利用権限や利用量を組織の管理下で扱えます。チームや環境ごとの設定、各チームの利用状況確認にも対応し、小規模チームから大規模組織まで同じ仕組みで利用できるとしています。

APIで最初に提供するモデルはSakana FuguとSakana Fugu Ultraです。Sakana NamazuとSakana Fugu Maxは順次提供する予定です。Sakana Fuguは複数の最先端モデルを組み合わせてワークロードに適した構成を作るオーケストレーション基盤モデルで、ICLR 2026に採択されたTrinityとConductorの研究に基づきます。Fuguのラインアップは標準版、Fugu Ultra、Fugu Maxの3種類です。Sakana Namazuは日本語に特化し、日本の文脈に馴染んだ知能を導入しやすい価格で提供すると説明しています。

管理機能には、組織・ワークスペース管理用コンソール、メンバー・APIキー・利用量の一元管理、ロールベースのアクセス制御、CSV形式でダウンロードできる監査ログが含まれます。データ取扱条件では、入力データを学習に使用しないと明記しています。予算上限の設定や請求書払いにも対応し、MSAとDPAも挙げています。組織単位でより細かな権限制御を加えるなど、今後も機能を拡充する予定です。

申込者は、Sakana AIが申込内容を確認した後、個別に連絡を受けます。利用準備が整った顧客から順に、一般提供前のプログラムを利用でき、料金と利用条件は案内時に伝えられます。告知には、管理コンソールの画像がデモデータによるイメージで、予告なく変更される可能性があるとの注記もあります。Sakana AIは、同プラットフォームのような製品を顧客の現場に届ける人材を募集していると案内しました。入力データの学習利用を避ける条件や監査機能は企業向け管理項目として示されており、詳細な料金と利用条件は申込後に案内されます。利用開始時期は申込者ごとの準備状況に応じるとしています。全機能の提供時期は明らかにしていません。申込先は同社の告知ページに掲載されています。利用を希望する企業向けに申込受付を開始した段階です。個別連絡の後、利用条件が示されます。一般提供前の早期利用枠として順次案内される仕組みです。記事は求人案内も添えています。利用条件は申込後に共有されます。利用開始時期は個別に調整されます。詳細は案内時に伝えられます。組織ごとの権限機能は今後拡充予定です。まず2モデルが提供されます。残る2モデルは順次提供予定です。