サムスン電子、東南アジア向けAI家電と空調を公開
- •サムスン電子、ハノイで東南アジア家電テックセミナー「The Brief」を開催
- •AI VisionやFoodNote、食材に合わせたレシピ、最大7年間の無償アップグレードを紹介
- •住宅・商業用空調製品と複数拠点管理プラットフォームSmartThings Proを実演
サムスン電子は14日、ベトナム・ハノイで東南アジア家電テックセミナー「The Brief」を開催し、現地の暮らしに合わせたAI家電と企業向けソリューションを公開しました。会場は、8月にオープンしたハノイのPVIタワーにあるビジネス・エクスペリエンス・スタジオ(BES)です。BESはサムスンの製品やソリューションを商業施設の形で展示する空間で、タイ、ベトナム、シンガポールなど東南アジアの主要メディアやインフルエンサーが参加しました。
冷蔵庫のカメラを使う「AI Vision」では、食材の出入りをリアルタイムで確認でき、よく使う食材は自動でデータベースに保存されます。冷蔵庫は保存情報をもとに、購入が必要な食材を知らせます。「FoodNote」は1週間の食材の使用状況を分析してレポートを作成し、「今日何を食べよう?」は庫内の食材に合ったレシピを提案します。また、専門スタッフが機器の状態を遠隔で分析し、対処方法を案内する家電リモートサポート(HRM)も紹介しました。Wi-Fi搭載製品には、最大7年間、無償のソフトウェアアップグレードを提供するとしています。
空調分野では、東南アジアの高温多湿な気候や現地環境に合わせた住宅用・商業用ソリューションを公開しました。住宅用の「Bespoke AI WindFree Combo Pro 壁掛けエアコン」は、生活パターンや部屋に応じて冷気の流れを制御します。部屋ごとに冷気の向きを調整する「Motion Blade」と、利用者の位置や活動量、不在を検知する「Motion Radar Sensor」を備えています。
企業向け展示では、ホテルやオフィスなど大型建物に導入できるシステムエアコンの室外機「DVM S2」と、室内機「WindFree 1WAY・4WAY天井カセット」を披露しました。サムスン電子は、エアコンや複数のIoT機器を一つのプラットフォームにつなぎ、複数拠点の機器の状態やエネルギー使用量を一覧管理するB2Bプラットフォーム「SmartThings Pro」も実演しました。サムスン電子DA事業部のイ・サンジク副社長は、AI技術と接続性を通じ、東南アジアの顧客やB2Bパートナーに実質的な価値と利便性を提供すると述べました。