Scissero、解散するWeilの資産取得に関心
- •Scissero、解散に向かうWeilの技術、知的財産、データ資産の買収意向を正式表明
- •Weilの複数の弁護士と採用を協議し、関心を示すプライベートエクイティ企業とも面談
- •対象資産にDealVision 360を含む案、顧客データには保護措置と必要な同意が必要と説明
AIを活用する法律事務所Scisseroは、ニューヨークの法律事務所Weil, Gotshal & Mangesが解散に向かう中、同社の技術、知的財産、データ資産の一部を取得する意向を正式に伝えたと明らかにしました。ScisseroはWeilの弁護士の採用にも関心を示し、複数の弁護士とすでに協議しています。Scisseroに加わるかどうかは、各弁護士が個別に決めます。
創業者兼CEOのマティアス・シュトラッサー(Mathias Strasser)は、迅速に動くための資金と運営能力があると述べました。取得を提案している資産にはDealVision 360、Weil独自の幅広い技術、知識管理システム、取引データが含まれます。ScisseroはWeilのアドバイザーと、どの資産や権利を移転できるか協議したいとしています。
シュトラッサーによると、ScisseroはWeilの弁護士を中心とする大規模な取引業務への出資に関心を持つ複数のプライベートエクイティ企業と話しました。同氏は、法律人材、独自技術、AIを活用した事業モデルを組み合わせる構想の一環として、今回の関心を説明しました。Scisseroは2025年12月にRobin AIのマネージドサービス事業を買収し、事業を立て直したとしています。
Scisseroによると、同社の独自データベースには、一流のプライベートエクイティ企業との10年以上にわたる契約交渉から得た契約条項、市場慣行、交渉の手引きや戦略が含まれます。シュトラッサーは、これらの情報をWeilの技術やデータと組み合わせれば、自律的な契約書作成と交渉の能力を高められると述べました。
顧客情報について、シュトラッサーは独自のノウハウや集約された市場慣行と、機密性のある顧客文書を区別していると説明しました。それぞれを個別に評価し、保護措置を講じ、必要に応じて顧客の同意を得る必要があるとしています。Scisseroが求めているのは、機密情報への無制限なアクセスではなく、Weilが蓄積した知識やデータの適法な利用だと述べました。