SKテレコム、社内AIエージェント表彰

SK Telecom Newsroom2026年11月8日 (日)
SKテレコム、社内AIエージェント表彰
  • •SKテレコム、「AXスパーク」最終審査会を開催
  • •8〜10月の3カ月間に173件が出品、悪性アプリ分析の「M-TripleA」が大賞
  • •受賞作を軸に、社員が業務で使うエージェントの全社展開へ

SKテレコムは3日、社内で開発・使用しているAIエージェントを検証し、優れた作品を表彰する「AXスパーク」の最終審査会を開きました。8月から10月までの3カ月間に、開発者と非開発者、マーケティング、ネットワークインフラ、AI組織など全社から業務用エージェント173件が出品されました。審査で最終候補5件を選び、悪性アプリを分析して攻撃サーバーを自動追跡する統合セキュリティセンターの「M-TripleA」が大賞を受賞しました。

「AXスパーク」は、社員が自ら作ったエージェントを発掘・検証する社内のAX実行プロジェクトです。SKテレコムは以前、働き方を変えるため「1人1エージェント」を進める方針を明らかにしました。そのためにAXコミュニティ(AXMS)、エイ닷ビズ、ポラリス、プレイグラウンドなどの社内開発プラットフォームと、段階別の教育プログラムを提供しました。同社によると、こうした支援を通じて今年、社内で業務用エージェントが5,000個以上開発されました。

出品作から毎月の予選で20件を選び、社内外の審査員による評価や社員投票などを経て、最終候補5件を決めました。AT/DTセンターの「ATLAS」は、サービスの企画から開発・運用までを自動かつ自律的に実行するよう設計されたマルチエージェントプラットフォームです。ネットワークセンターの「PYLON」は、全国18万余りの通信設備の電力使用量と料金を分析します。

エイ닷事業担当は、AIの回答品質を評価し、誤答の原因と優先順位を判定する「AUTO LLM JUDGE」と、顧客対応、品質評価、障害対応を自動化する「AIサービス運用エージェント」を出品しました。表彰では「ATLAS」と「PYLON」が最優秀賞を、エイ닷事業担当の2つのエージェントが優秀賞を受けました。SKテレコムは、最終審査会の受賞作を中心に、社員が現場で使うエージェントの全社展開を進める計画です。

SKテレコムのチョン・ジェホンCEOは、AIが単なる業務利用を超えて、働き方そのものを変えていると述べました。「現場に答えがある」という信念のもと、AIの活用を通じて組織の生産性と会社の競争力を高められるよう支援するとしています。