Team Air、AIエージェントで年間2,000時間超を削減

Constellation Research2026年11月4日 (水)
Team Air、AIエージェントで年間2,000時間超を削減
  • •在庫や顧客の信用情報を探す時間を15〜20分から約60秒に短縮
  • •請求書処理の自動化率は目標の60〜70%を上回る75%に到達
  • •買掛金・売掛金に続き、購買や調達から支払いまでの業務自動化を検討

Team Air Distributingは、各拠点の在庫や顧客の信用情報を従業員が見つけやすくするため、Infor Velocity SuiteにAIエージェントを導入しました。導入前は検索や支店への電話に15〜20分かかることがありましたが、エージェントは約60秒で回答を示します。従業員はすでにInforのERP(企業の基幹業務を統合管理するシステム)を使っていたため、別のアプリを習得せず、普段の業務の中でチャットボットに質問できます。同社は、従業員が日常的に直面する時間のかかる作業に重点を置きました。

Team Airは導入前に、請求書処理の自動化率について60〜70%の目標を設定しました。チームによると、自動化率は75%に達し、年間2,000時間超を削減しました。従業員は、請求書の確認、分類、照合作業を手作業で行う時間を、顧客対応やより複雑な業務に充てられます。Infor Velocity Suiteのプロセスマイニングを使い、導入前後の業務フローを比較し、削減時間やエラー率を確認しています。

Team Airは、バックエンドでシステムを接続するには作業が必要だったと説明しています。一方、成功の判断では導入だけでなく、従業員の利用状況、活用度、信頼を重視しました。また、対象を絞ったエージェントの用途を超える幅広い質問に従業員が対応できるよう、裏側でClaude Haikuへの制御された接続も構築しました。同社は今後もプロセスマイニングを活用し、手間の大きい別の業務を自動化できるか検討する方針です。買掛金と売掛金の業務に続き、購買や調達から支払いまでのプロセスを調べており、自動化によって手作業を減らし、従業員が仕入先との交渉により多くの時間を使える可能性があります。