ZoomInfo、AIエージェントチームを開始
- •ZoomInfoは2026年10月1日にAgent Teamsを発表し、新しいSKUや契約なしでGTM Studioから利用可能にしました。
- •DoubleO.aiのオーケストレーション基盤を採用し、専門エージェントが複数段階の営業業務で情報を共有します。
- •営業サイクルの分析や事例作成に加え、顧客ではない競合10社向けに個別メッセージを作成します。
ZoomInfoは2026年10月1日、企業システムや事業シグナル、同社の情報を活用し、市場開拓(GTM)業務をシグナルの検知から実行まで進めるAIエージェント「Agent Teams」を発表しました。製品はGTM Studioで提供され、新しいSKUや契約は必要ありません。受注成立後に以前の担当者と似た見込み客を探し、リアルタイムで連絡を取ったり、購入委員会に個別メッセージを送ったりできます。
Agent Teamsは、ZoomInfoが2026年9月30日に買収したDoubleO.aiのオーケストレーション基盤(複数の処理を調整する仕組み)を採用しています。DoubleO.aiはデレク・オズグッド(Derek Osgood)とカルティク・スレシュ(Karthik Suresh)が創業しました。ZoomInfoによると、このシステムは複雑な複数段階のGTM業務向けに設計されています。同社は、CRM支援、データ補完、営業の順次アプローチにツールが分断され、営業オペレーション(RevOps)チームが顧客企業の状況を把握するために9つのシステムをつなぐ場合があると説明しています。
システム内の専門エージェントはそれぞれ異なる役割、指示、ツールを持ち、前段階の情報を共有しながら、顧客企業の記録に基づいて次の行動を選びます。ZoomInfoの最高経営責任者ヘンリー・シャック(Henry Schuck)は、担当者の転職や商談の停滞、数か月後の買い手の再訪があると、固定的な業務自動化では対応できない場合があると述べました。たとえば、以前の商談担当者が見込み先企業の最高収益責任者(CRO)になった場合、Agent Teamsはその企業が既存顧客か、理想顧客像(製品に適した顧客の条件)に合うかを確認します。さらに、以前の商談での担当者の役割を再構成し、新たな購入委員会を特定して、過去の関係に沿った連絡文を作成します。その担当者が2週間後に料金ページを訪問すると、ウェブサイト訪問の通知をきっかけに、以前の情報を引き継いで処理を再開します。
別の例では、受注した顧客の営業サイクルを通話記録、メール、CRM記録から分析し、購入理由を特定します。その後、事例記事を作成し、まだ顧客ではない競合企業10社を特定して、事例を使った個別の連絡文を準備します。ZoomInfoによると、エージェントはリアルタイム評価の仕組みを通じて情報を共有し、互いの作業を引き継ぎます。
ZoomInfoは、Agent Teamsが適切な情報源から得た自社データとプライバシー権管理に基づいて稼働し、SOC 2管理策を備え、ISO 27001およびISO 27701の認証を受けたシステムを使うとしています。Silverfortの営業オペレーション責任者キャロライン・バーネット(Caroline Burnett)は、この製品が収益業務の拡大と、品質や成果を保った市場開拓業務の加速に役立ったと述べました。