Ampersend、Amazon Bedrockを活用したエージェント決済を提供
- •AmpersendはAmazon Bedrock AgentCore Paymentsを統合し、自律型AIエージェント向けの従量課金型インテリジェントルーティングを実現した。
- •2ホップ決済システムにより、エージェントは独自の課金インフラを構築することなく、x402プロトコル経由で取引が可能となった。
- •今回の統合により、エンジニアリング期間は当初想定の3〜4ヶ月から2週間未満へと大幅に短縮された。
エージェント決済プラットフォームのAmpersendは、Amazon Bedrock AgentCore Paymentsを統合し、自律型AIエージェントのためのインテリジェントルーティング層を構築した。この連携により、x402決済プロトコルを活用することで、AIエージェントが複数のモデルプロバイダー間でプログラムによる即時決済が可能となった。本システムは、エージェントがAmpersendに対して支払いを行い、同社が上流のモデルプロバイダーと精算を行う2ホップ決済ルーティングを採用している。
Amazon Bedrock AgentCore Paymentsの主要コンポーネントが活用されている。決済マネージャーがウォレット接続と支出ポリシーを定義し、決済セッションがエージェントタスクの予算上限を設定する。エージェントが有料エンドポイントに遭遇するとProcessPayment APIを呼び出し、Coinbase Developer Platformがウォレットの管理と署名を担う。エージェントはスコープが制限されたAWS Identity and Access Management(IAM)ロールを保持し、直接的な秘密鍵へのアクセスや予算変更を行うことなく安全に決済処理を行う。
このインフラにより、開発者は独自のウォレット管理システムや課金システムを構築せずとも、安全かつガバナンスの効いた自律取引が可能となる。支出管理はインフラ層で強制され、エージェントは決定論的な境界内に留まる。同システムはx402プロトコルのv1およびv2をサポートし、標準的なログとメトリクスを通じてネイティブな監視機能を提供する。
Ampersendは統合を2週間未満で完了させた。ゼロから同等のウォレット管理や決済制御インフラを構築した場合、3〜4ヶ月の工数を要したと試算されている。実装はBaseネットワーク上のUSDCを用いたエージェント間マイクロペイメントを成功させ、複雑なプロバイダーの仕様を透過的なリクエストへ抽象化している。