Anthropic、Claude Coworkの展開拡大とFable 5の提供延長を発表
- •Anthropicは自律型Claude Cowork機能をMaxプランから順次、モバイルおよびウェブプラットフォームへ拡大する。
- •Cowork機能は電子メールやカレンダーなど外部アプリと連携し、デバイスがオフラインの状態でもタスクを遂行可能にする。
- •Claude Fable 5へのアクセス権を全有料プラン向けに7月19日(日)まで延長し、Claude Codeの利用制限も引き上げる。
Anthropicは、デスクトップアプリ限定だった自律型AI機能「Claude Cowork」を、モバイルおよびウェブプラットフォームへと拡大する。この機能は電子メール、カレンダー、メッセージングアプリといった連携ツールを横断してAIがタスクを実行するもので、今後数週間で段階的なベータ版ロールアウトが開始される。当初はMaxプランのユーザー向けに提供され、その後他の有料プランへ順次拡大される予定だ。実装後はiPhone、iPad、Android向けのClaudeモバイルアプリのサイドバー、またはウェブ版のclaude.aiから直接利用可能となる。
今回の統合により、デスクトップで開始したタスクをバックグラウンドで継続し、デバイスがオフラインの状態でも電子メールのスレッドやトランスクリプトに基づいたブリーフィング資料の作成などを進められるようになる。システムは意思決定が必要な局面で一時停止し、最終的な出力の前にユーザーの承認を求める設計となっている。この展開を支援するため、AnthropicはCoworkの利用制限枠を2倍にする措置を8月5日まで延長した。あわせてインターフェースも刷新され、チャットとCoworkは単一のホームタブ、サイドバー、検索環境に統合される。
また、Anthropicはコンシューマー向けモデルであるClaude Fable 5へのアクセス権を、すべての有料プランに対して延長した。本来は7月12日にトークンベースの従量課金モデルへ移行する予定であったが、全有料ユーザーが7月19日(日)まで引き続きFable 5を利用できるようになった。この期間中、ユーザーは週間の利用枠の最大50%までをFable 5に使用可能で、超過分は追加クレジットでの利用や他モデルへの切り替えで対応する。同時にClaude Codeの週間利用制限も、同じく7月19日の期限まで50%高い水準を維持する。