Attention、シリーズBで3000万ドルを調達
- •AttentionはRTP Global主導のシリーズBラウンドで3000万ドルを調達し、収益オペレーションプラットフォームを拡大する。
- •同プラットフォームは月間2000万件以上のエージェントアクションを実行し、経常収益は前年比4倍に成長した。
- •Attentionは収益ポテンシャルに基づき、高影響な営業タスクを優先・実行する自律型アクションエンジンの展開を目指す。
収益オペレーション向けのAIプラットフォームであるAttentionは、シリーズBラウンドで3000万ドルを調達した。今回の投資ラウンドはRTP Globalが主導し、Aglaé Ventures、Eniac、Alven、Lineaのほか、既存顧客のエンジェル投資家らが参加した。同社は調達した資金をエージェンティックAI(自律型AI)機能の拡充と、大規模な企業収益組織を支援するための事業拡大に充てる方針だ。
従来の営業ソフトウェアが会議の記録や要約にとどまるのに対し、Attentionは実行層として機能する。プラットフォームはフォローアップ通信のドラフト作成、CRMシステムの更新、販売ワークフローの開始までを自動で行う。これらのタスクを能動的に実行することで、ソフトウェアの動作を収益成果に直結させるフィードバックループを構築している。現在、月間2000万件以上のエージェントアクションを処理しており、過去2年間で平均契約価値は10倍、年間経常収益は前年比で4倍に拡大した。
AttentionはAbridge、Scale、Lovable、Preply、BambooHRなど500社以上の顧客を抱える。導入効果として、Abridgeではコーチング効率が5倍に向上し、Unifyでは成約率が40%増加したと報告されている。今後の製品ロードマップでは、収益ポテンシャル順に営業活動をランク付けし、実行したタスクのパフォーマンスから学習する自律型アクションエンジンの開発に注力する。CEOのアニス・ベナサー(Anis Bennaceur)とCTOのマティアス・ウィッケンバーグ(Matthias Wickenburg)が2021年に共同設立した同社は、6月にはコア機能のオープンソース版を公開し、専門家ネットワークから大きな注目を集めた。