Candid Healthが1億2000万ドルを調達、医療請求の自動化へ
Fierce Healthcare AI
2026年7月23日 (木)
- •Candid Healthは、Sixth Street Growth主導のシリーズDラウンドで1億2000万ドルを調達した。
- •2025年の売上高は前年比190%増を記録し、売上維持率は180%に達している。
- •調達資金は、医療請求業務を自動化するエージェンティックAIソリューションの開発に充当される。
AIを活用した収益サイクル管理(RCM)ソフトウェアを開発するCandid Healthが、シリーズDラウンドで1億2000万ドルの資金調達を完了した。今回のラウンドはSixth Street Growthが主導し、Oak HC/FT、8VC、Y Combinatorが参加した。2025年2月に調達した5250万ドルを含め、同社の累計調達額は2億1900万ドルを超え、企業価値は昨年のシリーズCラウンドから3倍に拡大した。
調達した資金は、チームの拡充やRCM業務の自動化ツールへの投資、エージェンティックAIソリューションの開発加速に充てられる。2019年に設立された同社は、手作業に依存する従来のレガシーソフトウェアを代替または補完し、医療請求や診療報酬明細書の処理を効率化する。同社のプラットフォームは、臨床・請求・医療提供者のデータを統合し、医療業界で年間2800億ドルのコストがかかるとされる業務の自動化を目指している。
2025年の年間契約収益(ACR)は前年比190%の成長を遂げ、ネットドルリテンションは180%を記録した。AIエージェント、決定論的ルール、機械学習を組み合わせた同プラットフォームは、デジタルヘルススタートアップや医療管理サービス組織、電子カルテ企業など200以上の医療機関に導入されている。年間約70億ドルの請求額を処理しており、共同創業者のニック・ペリーとダグ・プロクターは、いずれもPalantir出身者である。