生成AI搭載の医療機器、FDAの承認審査が加速
STAT News Health Tech
2026年6月26日 (金)
- •2026年6月25日時点で、生成AIを活用した医療機器のFDAブレイクスルーデバイス指定プログラムへの申請が増加している。
- •FDAは規制監督を継続しており、直近では血圧測定機能の修正を受け、Whoopに対する執行措置を解除した。
- •ヘルスケアテクノロジー企業は、受動的な追跡から生成AIを用いた診断や臨床試験活用へと重点を移行させている。
米国食品医薬品局(FDA)において、2026年6月25日時点で生成AIを搭載した医療機器がブレイクスルーデバイス指定プログラムへ流入する件数が増加している。このプログラムは、生命を脅かす、または回復不能な衰弱状態に対する、より効果的な治療や診断を提供する医療技術の審査を迅速化するためのものだ。
生成AIが臨床ワークフローに組み込まれる動きが加速しており、自動診断から患者モニタリングまで多岐にわたる。FDAはAIの急速な開発サイクルと既存の安全基準との間でバランスを取る必要があり、規制監督が重要な論点となっている。直近の事例では、Whoopが血圧モニタリング機能を修正したことを受け、同社に対する執行措置を解除した。
技術の適用範囲は診断にとどまらない。バイオテクノロジー企業は生成モデルを活用し、過去の臨床試験データを予測フレームワークに再利用しているほか、OpenEvidenceなどの組織はFDA承認済みのAIツールを心疾患検知に統合しようと試みている。これらの展開は、ヘルスケア企業が単なる受動的なトラッキングから、規制環境下における能動的かつ生成的な診断支援へと転換していることを示している。