GoogleがGemini 3.6 Flashと3.5 Flash-Liteを発表
Artificial Analysis
2026年7月22日 (水)
- •Googleはタスク完了時間を50%短縮したGemini 3.6 Flashと3.5 Flash-Liteを公開した。
- •Gemini 3.6 Flashはインテリジェンス指数50を維持し、Gemini 3.5 Flash-Liteは11ポイント向上した。
- •価格体系の変更により、3.6 Flashは18%のコスト削減、3.5 Flash-Liteはコストが2倍となった。
Google DeepMind(GoogleのAI研究部門)は2026年7月21日、Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Liteを発表した。両モデルはトークン効率が向上し、前モデルと比較してタスク完了時間が約50%短縮されている。Gemini 3.6 Flashは「Artificial Analysis Intelligence Index」でスコア50を維持しており、Gemini 3.5 Flash-Liteは11ポイント増のスコア36を達成した。
Gemini 3.6 Flashのタスクあたりの平均処理時間は1.3分で、前身のGemini 3.5 Flashが要した2.7分から50%改善した。コスト面では、100万入力トークンあたり1.50ドル、100万出力トークンあたり7.50ドルの新価格設定により、タスクあたりのコストが約18%削減され、0.59ドルから0.50ドルとなった。本モデルは100万のコンテキストウィンドウを維持し、テキスト、画像、動画、音声を含むマルチモーダル入力をサポートする。
Gemini 3.5 Flash-Liteのタスクあたりの平均処理時間は0.6分となり、3.1版の1.0分から短縮された。一方でコストは、100万入力トークンあたり0.30ドル、100万出力トークンあたり2.50ドルの改定により、タスクあたりの平均コストは0.04ドルから0.09ドルへと増加した。このFlash-Lite版の性能向上は、エージェント型評価の進歩によるもので、特にTerminalBench v2.1では22.5ポイントのスコア上昇を記録した。なお、両モデルともキャッシュされた入力トークンに対しては90%の割引を提供し続ける。