エージェント型AI開発の包括的ガイドブックが登場
arXiv
2026年7月7日 (火)
- •ハガイ・ロイトマン(Haggai Roitman)が6月22日、2026年に書籍「The Hitchhiker's Guide to Agentic AI」を出版した。
- •本書は自律型AIシステム構築に向け、基盤からデプロイまでを網羅するフルスタックな技術リファレンスを提供する。
- •検索拡張生成(RAG)、マルチエージェントアーキテクチャ、メモリシステム、MCPやA2Aといった通信プロトコルを詳説する。
ハガイ・ロイトマンは2026年6月22日に「The Hitchhiker's Guide to Agentic AI」を上梓した。本書は自律型AIシステムを構築するための実践的なリファレンスとしてまとめられている。単一のコンポーネントに留まらず、開発パイプラインのあらゆる階層を習得することが高品質なエージェント開発に不可欠であると主張している。
前半では、Transformerアーキテクチャ、GPU活用、モデル圧縮、推論最適化といった基礎技術に加え、RLHF、PPO、DPOなどのアライメント手法を解説する。後半では、検索拡張生成(RAG)、メモリシステム、マルチエージェント協調アーキテクチャといったモジュールを詳しく取り上げる。また、MCPやA2Aなどのエージェント間通信プロトコルに加え、設計パターン、評価手法、本番環境へのデプロイメント手法も網羅されている。各章には理論だけでなく実装コード例や主要文献の参照が盛り込まれ、開発者のライフサイクルを体系的に支援する内容となっている。