インド企業、AIサイバー脅威への防衛を強化
Livemint
2026年6月24日 (水)
- •インドの銀行およびインフラ企業は、増大するAIサイバー脅威に対する防衛体制を急速に成熟させている。
- •パロアルトネットワークスによれば、アジアにおける同社の史上最大規模の契約3件はインドの顧客から発生した。
- •プレジデントのBJ・ジェンキンスは、サイバー攻撃者が近い将来Claude Mythosのような制限モデルと同等の能力を模倣すると警告している。
サイバーセキュリティ企業パロアルトネットワークス(Palo Alto Networks)のプレジデント、ウィリアム・D・ジェンキンス・ジュニア(William D. Jenkins Jr.)によれば、主要なインド企業はAI主導の脅威の急増に対応し、サイバーセキュリティの防衛を強化している。2026年6月23日のインタビューで、ジェンキンスは同社がインド国内のトップティア企業だけでなく、数百万規模の中堅企業からもセキュリティソリューションへの需要が高まっていると指摘した。
ジェンキンスは、銀行、電気通信、インフラ部門のインド人顧客が同社の世界的な重要顧客であり、セキュリティプロトコルにおいて高度な成熟度を示していると述べた。また、アジアにおける同社の史上最大規模の契約3件は、これらインドの組織と締結されたものであると明らかにした。
同エグゼクティブは、新興企業のアンスロピック(Anthropic)が開発したモデル「Claude Mythos」は現在米国政府の指令により制限されているものの、サイバー攻撃者が近い将来に同様の悪意あるツールを開発する可能性が高いと警告した。こうした脅威環境の変化により、セキュリティ侵害の増加が予想されており、企業間での積極的な防衛戦略の必要性がさらに高まっている。