日本、AI政策を改定しサイバーセキュリティを強化
Japan Times
2026年7月17日 (金)
- •日本は2026年7月14日、深刻化するサイバーセキュリティの脅威に対応するため、改定AI政策ガイドラインを採択した。
- •新政策は、日本AIセーフティ・インスティテュートと国際的な技術パートナーとの連携強化を義務付けている。
- •ガイドラインは、外部依存を低減するため、国内向けの垂直型AIおよびフィジカルAIの開発を優先事項としている。
日本政府は、新興の脅威に対する国家のサイバー防衛を強化することを目的とし、2026年7月14日に人工知能に関する改定政策ガイドラインを正式に採択した。これらの更新は、2025年12月に策定された旧ガイドラインに取って代わるものである。今回の方針転換は、急速な技術進歩に対応したものであり、具体的にはAnthropicのClaude Mythosモデルの登場が、AIを利用したサイバー攻撃への警戒を強める必要性を高める例として挙げられている。
7月14日の閣議で承認されたこの枠組みは、日本AIセーフティ・インスティテュートに対し、海外の政府機関や主要AI開発企業との連携強化を指示している。政府は、こうしたパートナーシップを促進することで、防衛のための技術的能力を向上させる狙いだ。さらに、ガイドラインでは特定の外国や企業への過度な依存を避け、日本の固有の社会課題に対処するための国内AI技術の育成が必要であると強調している。
セキュリティを超えて、改定政策は垂直型AI(特定の産業向けに特化したモデル)とフィジカルAI(ロボットハードウェアを制御するシステム)の開発を重視している。また、政府はAI統合を前提とした業務フローの再評価を計画している。最後に、ガイドラインは人間とAIのタスク配分に関する継続的な研究を求め、自律システムへの過度な依存によって生じ得る人間のスキル低下を防ぐための教育環境の重要性を強調している。