Meta、OpenAI、Valveが大型提携を発表
Fortune
2026年6月24日 (水)
- •MetaがCredに9億ドルを投資し、創業者のクナル・シャーがWhatsAppの責任者に就任する
- •OpenAIがゲッティイメージズと複数年契約を締結し、5億点の資産をChatGPTに統合する
- •Valveのゲーミングデバイス「Steam Machine」が6月29日に発売され、価格は1,049ドルからとなる
Metaはインドのフィンテック企業Credに対し9億ドルを投じ、約20%の株式を取得した。この戦略的提携の一環として、Credの創業者兼CEOであるクナル・シャーがWhatsAppの新たなグローバル責任者に就任する。シャーは、7年間同プラットフォームを統括したウィル・キャスカートの後任となり、キャスカートはMeta社内の製品関連の新しい役割へ移行する。今回の決定はインドのスタートアップ業界において極めて重要な人事で、世界で30億人以上が利用するプラットフォームの指揮をシャーが執ることになる。
業界では他にも大きな動きがあった。6月22日、OpenAIはゲッティイメージズと複数年にわたるライセンス契約を結んだと発表した。この提携により、5億点近いメディア資産がChatGPTの検索・発見ツールへ統合される。ゲッティイメージズの株価は今年に入り55%下落しており、生成AIがコンテンツビジネスに与える影響が懸念されていた。今回の統合は、過去に著作権を巡って安定性を欠いたStability AIと法廷闘争を繰り広げたゲッティイメージズが、ライセンス供与へと方針を転換したことを意味する。
さらにValveは、ゲーミングデバイス「Steam Machine」を6月29日に発売すると発表した。価格は512GBモデルが1,049ドル、2TBモデルが1,428ドルに設定されている。Xboxやプレイステーションといった家庭用ゲーム機に対抗する製品で、月間アクティブユーザー数が1億4,700万人に達し、PCゲーム市場の約75%を占めるSteamの膨大なゲームライブラリへのアクセスを提供する。Valveは高い需要を見込んでおり、予約待ちが今年いっぱい続くと予測している。