Meta、WhatsAppにAIチャット用インコグニートモードを導入
thehindu.com
2026年5月15日 (金)
- •Metaは2026年5月14日、WhatsAppにプライベートで一時的なAIチャットを実現するインコグニートモードを導入した。
- •本機能は、チャット履歴がデフォルトで保存されない安全な環境でデータを処理する。
- •インコグニートモードはテキスト対話のみに制限され、13歳以上のユーザーに対して有害なコンテンツへの安全対策が適用される。
Meta Platformsは2026年5月14日、WhatsAppにおいて同社のAIアシスタントと非公開で対話できる「インコグニート」モードを導入した。この機能は、ユーザーが生成AIシステムに日常的に入力する財務情報や個人情報、健康関連データなどの機密情報に対するプライバシー上の懸念に対応するものだ。同社によると、このモードで送信されたメッセージはMetaがアクセスできない安全な環境で処理され、デフォルトでは保存されず、セッション終了後に自動的に消去される。
WhatsAppの責任者であるウィル・キャスカート(Will Cathcart)は、このアップデートにより、サービス提供者とデータを共有する懸念なしにAIと対話できるようになったと述べた。プライバシー重視の設計だが、インコグニートモードにはAIが有害なトピックに応答することを防ぐ安全メカニズムが組み込まれている。不適切なクエリが検出された場合、システムは有益な情報への誘導や要求の拒否、または対話の完全終了といった対応を行う。現時点ではこのモードの利用はテキストベースの対話に限定されており、セッション中に画像を生成したりアップロードしたりすることはできない。また、利用にあたってはMetaのプラットフォーム全体の年齢制限に準拠し、13歳以上であることを確認する必要がある。