OpenAI、ウェアラブル端末へのChatGPT統合を計画
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2026年7月26日 (日)
- •OpenAIは専用のAPIを開発し、スマートグラスやウェアラブル端末へのChatGPT統合を目指す。
- •グレッグ・ブロックマン(Greg Brockman)社長は、アプリを横断して自律的にタスクをこなす「ジャービス」のようなAIエージェントの実現を掲げる。
- •独自AIデバイスの開発を進める中、OpenAIはハードウェアの営業秘密侵害を巡りアップルから法的措置を受けている。
OpenAIは、ChatGPTアシスタントの利用環境を従来のコンピュータやスマートフォンからスマートグラスなどのウェアラブル端末へ拡大する方針を明らかにした。OpenAI共同設立者であるグレッグ・ブロックマン(Greg Brockman)社長が、2026年7月25日にニューヨークで開催されたメディア向け説明会で発表した。この取り組みは、単なるチャットボットを超え、ユーザーに代わってアプリケーションを操作する自律的な「ジャービス」のようなAIモデルへの移行を目指している。
ブロックマンは、将来的にクリックやタイピングといった手動操作をAIエージェントが代替するビジョンを強調した。ウェアラブル向けには、常時バックグラウンド接続やカメラを通じたマルチモーダルな対話をサポートする専用APIの構築を予定している。既存のスマートグラスでも一部OpenAIのモデルは利用されているが、現在の統合機能は限定的で、ChatGPTアカウントへの直接アクセスや高度なツール群の利用は不可欠な課題となっている。
また、同社は独自のハードウェア開発を視野に入れており、ブロックマンはこの分野を「放置されてきた問題」に対する解決策と表現した。しかし、これらの計画はアップルによる営業秘密の不正流用を巡る訴訟を受けて慎重な検討を要している。高度なAIアシスタントへの移行を進める中で、プライバシー、安全性、リソース消費、そして規制当局による監視といった持続的な課題が技術の将来性を左右する重要な要素として残る。