OpenAI、フロンティア・ガバナンス・フレームワークを策定
OpenAI
2026年5月29日 (金)
- •OpenAIが2026年5月28日にフロンティア・ガバナンス・フレームワークを公開した。
- •本フレームワークは、カリフォルニア州のAI透明性法やEU AI法などの規制要件に安全対策を適合させるものである。
- •サイバー攻撃の緩和、CBRNリスク、有害な操作、モデルの制御喪失への対策を網羅している。
OpenAIは2026年5月28日、内部の安全・セキュリティ体制を新たな規制要件に適合させるべく「フロンティア・ガバナンス・フレームワーク」を策定した。この文書は、カリフォルニア州のAI透明性法(Transparency in Frontier AI Act)およびEU AI法の汎用AI(GPAI)向け行動規範に基づく義務に具体的に対応するものである。
この新たなフレームワークは、既存の「準備状況フレームワーク(Preparedness Framework)」を拡張し、高度なAIリスク管理の基盤として機能する。内部プロセスを公開のガバナンス基準として明文化し、サイバー攻撃の緩和、CBRN(化学・生物・放射線・核)リスク評価、有害な操作やモデルの制御喪失の防止といった主要領域を網羅した。
さらに、同フレームワークにはモデルの報告プロトコル、インシデント対応、セキュリティ管理、外部専門家による諮問プロセスが詳細に定められている。OpenAIは、規制の変更やモデルの能力向上に合わせて、今後も本フレームワークを継続的に進化させていく方針を示した。