OpenAIがGPT-5.5-CyberとDaybreakセキュリティツールを発表
OpenAI
2026年6月23日 (火)
- •OpenAIは、GPT-5.5-Cyberを公開し、自動化されたソフトウェア修正を行うCodex Securityプラグインを更新した。
- •GPT-5.5-CyberはCyberGymで85.6%のスコアを記録し、GPT-5.5の81.8%を上回った。
- •「Patch the Planet」イニシアチブが開始され、30以上のオープンソースプロジェクトで自動セキュリティ修正が提供される。
OpenAIは2026年6月22日、ソフトウェアの脆弱性を大規模に自動検出し修正する新しいサイバーセキュリティツール群と、GPT-5.5-Cyberの正式版をリリースした。同社はDaybreakイニシアチブを拡充し、Codex SecurityプラグインのアップデートとDaybreak Cyber Partner Programを導入した。この取り組みは、脆弱性の発見から修正までの速度が遅延している現状の解決を目指している。3月に研究用プレビューが開始されたCodex Securityは、3万のコードベースで3000万件以上のコミットをスキャンし、人間による評価で7万件の修正と50万件の自動解決が確認されている。
GPT-5.5-Cyberの正式版は、セキュリティ関連のベンチマークにおいて性能向上が示された。CyberGymでは85.6%を達成し、GPT-5.5の81.8%を上回った。また、ExploitGymでは39.5%(GPT-5.5は25.95%)、SEC-bench Proでは69.8%(同63.1%)を記録した。さらに、Trail of BitsやHackerOneと協力し、Go、Python、cURLを含む30以上のオープンソースプロジェクト向けに自動修正を支援する「Patch the Planet」プロジェクトも開始した。なお、日本、ドイツ、フランス、カナダ、オーストラリア、大韓民国、EUの機関を含む国際的パートナーに対して、Trusted Access for Cyberも提供される。