OpenEvidence、心疾患AI「EchoNext」のFDA承認を受け導入へ
STAT News Health Tech
2026年6月24日 (水)
- •Pathway Labsは、6種類の構造的心疾患を検知するAIツール「EchoNext」でFDA(米国食品医薬品局)の承認を取得した。
- •EchoNextは心電図(EKG)解析を通じ、弁の閉塞や心室のポンプ機能障害などの心疾患を特定する。
- •Pathway Labsは、FDA承認済みの本技術を医療検索エンジンOpenEvidenceへライセンス供与し、臨床現場への普及を図る。
医療検索エンジンOpenEvidenceを利用する医師らは、心電図(EKG)から6種類の構造的心疾患を検知するAIモデル「EchoNext」を間もなく利用可能となる。本ツールは、標準的な心拍リズムのトレースを分析することで、弁の閉塞や心室のポンプ機能の低下といった症状を予測し、臨床診断を支援する。
ニューヨーク・プレスビテリアン病院とコロンビア大学の研究者らが開発したこの技術は、スピンアウト企業のPathway Labsによって商業化されている。今月、同社はEchoNextモデルに対して米食品医薬品局(FDA)の広範な承認を取得した。Pathway Labsは病院向けの直接販売に加え、数十万人の臨床医が利用するOpenEvidenceへソフトウェアをライセンス供与する。今回の統合により、医師が心電図画像をアップロードしてアルゴリズムによる評価を受けることが可能となり、診断ワークフローが効率化される。これは、AI駆動型の診断ツールを広く利用されている医療リファレンスプラットフォームへと展開する戦略的な動きである。