OpenAI、株式の一部を米国政府へ寄付か
Times of India
2026年6月7日 (日)
- •サム・アルトマン(Sam Altman)は、OpenAIの株式を米国政府へ寄付し、公的富裕基金の原資とする案を協議している。
- •この提案は、AI主導の経済成長による恩恵を長期的な資産運用を通じて米国国民に還元することを目的としている。
- •OpenAIの企業価値は8500億ドルを超えると推計されており、年内の新規株式公開(IPO)も検討されている。
OpenAIのCEOサム・アルトマン(Sam Altman)は、同社の株式の一部を米国政府へ寄付する提案について、トランプ政権と協議を行っている。この構想は、4月に同社が提唱した「公的富裕基金(Public Wealth Fund)」の枠組みを基礎とするものだ。具体的な構造や所有形態は交渉中だが、基金は多様な長期資産への投資を想定しており、国民がAI技術による経済的成長を享受できる仕組みを目指している。
本構想は1年以上前から議論されており、サム・アルトマン(Sam Altman)が2025年に初めてトランプ政権へ提案したものだ。今週もワシントンDCで政府当局者との会合が持たれ、対話が継続された。この提案は超党派の議員から関心を集めており、バーニー・サンダース上院議員も、サム・アルトマン(Sam Altman)と政府系ファンドの概念について最近協議したことを認めている。
今回の動きは、インテルやIBMといった戦略的なテクノロジー企業に対して米国政府が関与を強めている状況と重なる。現在、民間投資家から8500億ドル以上の企業価値があるとされるOpenAIは、年内に新規株式公開(Initial Public Offering)を行う可能性も模索している。また、今週トランプ大統領が署名した大統領令により、AI企業はモデルの公開前に最大30日間、政府へアクセス権を提供することが求められており、サム・アルトマン(Sam Altman)はこの措置を公に支持している。