智譜AI、時価総額が1兆香港ドルを突破
scmp.com
2026年6月23日 (火)
- •智譜AIの時価総額は2026年6月22日、1兆香港ドル(約1280億米ドル)に達した。
- •株価は月曜日に15.1%上昇し、1月以来の累計上昇率は1,700%を超えた。
- •JPモルガンは2026年から2030年の収益予測を引き上げ、GLM-5.2モデルの投入により2028年までの黒字化を見込んでいる。
智譜AIの時価総額は、株価の急騰を受け2026年6月22日に1兆香港ドル(約1280億米ドル)に到達した。ナレッジ・アトラス・テクノロジーとして取引される同社の株価は、月曜午前の取引で一時最大42%上昇し、最終的に15.1%高の2410香港ドルで取引を終えた。1月の市場デビュー以来、智譜AIの株価は1,700%以上の上昇を記録している。今回の急騰は、新型言語モデル「GLM-5.2」のリリースを受けたものであり、同モデルはコード・アリーナのベンチマークにおいて、フロントエンドWeb開発タスクで世界2位の性能を誇り、Anthropicが開発するClaude Fable 5に次ぐ位置につけている。
市場の勢いは、JPモルガンの予測修正によってさらに強まった。同投資銀行は、智譜AIの2026年から2030年にかけての収益予想を7〜16%引き上げた。アナリストは、同社がAPIの価格ティア(料金設定)における割引を廃止したことで、価格決定力が強化された点を指摘した。JPモルガンは現在、2026年の年間収益が534%増加すると予測しており、従来の赤字見通しを覆し、2028年までに黒字化を達成する見通しを示している。